いつのまに7月です。あともう少しで研修の前半戦が終わる。
ここまで長かったような短かったような…。
4月中旬にナンバレオフィスに来た最初の日に、今ファンドが途切れているから、進行中のプロジェクトはないよとさらっと告げられ、絶望したことが懐かしい。まあ遅くても6月初めくらいには再開できるんじゃないかなと言っていたけど、結局再開したのは先週の日曜日。まあ1か月遅れただけじゃんという考えになるのが、ケニアのゆったり感に侵されてきた証拠。
おかげさまでナンバレオフィス内でやる仕事はほとんどなく、ムソマ孤児院という過去のプロジェクトサイトに多くの時間をかけることができたのは不幸中の幸いかなとも思う。日本にいても募金とか支援としてできることはあるけど、なかなか受益者まではイメージしずらい。貧困で苦しんでいる子供たちだったり漠然としたイメージを思い浮かべることはできても、そこで生きている人たちひとりひとりの顔や声や思い浮かべることはできない。けど今は自分のなかで受益者として具体的に浮かび上がるものがある。これはひとつの大きな収穫。
ケニアに来る前、「困っている人々を私が助けたいんです」とか言っている大学生を見て、この人本気で自分が助けられると思ってんのかなと冷ややかに見ていたときもあったけど、何かをしてあげたいという気持ちを持つのは大切なことのようにこの頃思えてきた。世界はそんな簡単には変わらないんだけど。難しい。
おぐさんお久しぶりです。
返信削除ブログ読んでますよ。
あ、やましたです。
最後の部分共感しました。
部活やってても、今まで薄っぺらいように感じてたこととかやっぱり大事なんだな、って思わされること結構あります。
精神論とか。