2014年5月6日火曜日

FMP

あっという間に5月。生活には慣れてきたつもりでいるけど、いまだに自分がケニアにいるという実感がなく、ふわふわしている。資金難の状態はまだ続いていて、できることには限りがあるけど、こつこつと頑張りたい。
こうやって早い段階から、NGOの限界というか困難のようなものを目のあたりにできたのは、逆に良かった(と思うようにしてます)。

先日行ったイベントの紹介。
ナンバレマーケット内の空き地のようなところで、FMP (Family Matter Program)セッション修了者に対して、修了書の授与式を行いました。FMP9-12歳の子を持つ親を対象に行われていて、性教育を中心に、子供との理想的な接し方についてレクチャーを行うものです。参加者はセッションを受けた親と、彼らの子供たち合わせて40人程度でした。(途中でふらふらどっか行っちゃう人もいました)

修了後にソーダとマンダジ(日本の揚げパンみたいなもの)を配布。写真を添付しようとしたら、パソコンが固まったので、もらってテンションが上がっている参加者を想像してください。

ファシリテーターの1人が、みんなソーダとマンダジを貰うために来てるのよと笑いながら言っていたけど、参加者のテンションの上がり具合を見るとあながち間違ってないような…。セッションに参加する動機なんていうのはどうでもよくて、何かをそこから得ることの方が重要だけど、彼らにとってADEOはどういう存在なんだろうかと疑問に思った。スワヒリ語が分からないからぴんと来ないのかもしれないけど、思ったより授与式があっさりと終わって、これはソーダとマンダジの授与式だったのかともやもやした…。このセッションってどれだけインパクトがあるのかなと思ったけど、そもそもセッションのインパクトなんて測れないよなとも思う。難しい。

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